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馬車

駅馬車走る時代
人々は
馬たちに ずいぶんお世話になったと言う

今でもクラシックとして
馬車を
あえて使ったり することもあるようだが

食べ物の享受と引き換えに
馬たちに 頼む 移動の手助け

レコード盤の時代
はたまた それさえもない時代から

人は動物たちに
助けられてきたのだ

おそらく
その時代は
クラシック音楽が
民衆の
ポピュラーミュージックだったと伺える

馬は音に敏感だが
意味もなく
暴れたりはしないだろう

犬や猫と共に
人と一緒に生きてきた動物の中に入るはずだ

速度は
機械ではないので
きっと
馬と息を合わせたりしたのだろう

ときには暴走もあったでしょう

駅馬車走る時代
不便など なかったのだろう

いつの時代も
今が最先端なのだから

そう 馬車も同じでしょ

自動運転 の世の中に
駅馬車 の世の中に

同一性を感じてしまう
そう
自動車それは
あの日の馬車なのだから

馬車

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