風に吹かれて
寒さ耐える
ふたり 恋人
街歩く
若き男 夢抱き
蒼き女 それ支え歩く
ふたり道 歩む
夢語らう
その男の目の輝き
女は想う
この人(男)に ついて いこうと
愛し合うふたりに
足りぬものなく
ただ 抱き合う日々よ

男、夢 折れぬ 女 いればこそ
と
気づく時が・・・
女、愛 折れぬ
と
また誓おうか
ふたり 貧しく
くるまる 日々
いつの日か 富を手にする 時が来るなら
その貧しさ
輝く
あの日のふたり
映る写真
富に たりぬ物が あるとするならば
哀しきあの日の貧しさよ
また歩けば いいさ
寒い街ふたり
腕組み
歩いてみようか
ただ ただ
また
あの日の
風に吹かれて