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ランナー

走る走る
また走る

ランナー達は
ただ走り続ける

寝ても覚めても
日々訓練を続けていく

高山訓練
怪我は大敵

彼らに見えるのは
一等のテープゴールだけなのだろう

駆け引きに ペース配分
食事制限

その姿はストイックに
絞っていく
まるでボクサー さながらである

遥か昔から
人々は歩き 走ってきた

ランナーが活躍できる期間は
限られている

いつか その足を 止めた時
夢から覚めるのだろう

走ってきた道を振り返りながら

「自分を自分で褒めてあげたい」
もう休んでいいのだよ、と足に問いかけ
そうやって
自分も 育ってきたように

新たな ランナー達を育てる
それはまるで

ランナー達の歌である
歌い継ぐ夢

ランナー達のバラード

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