詩と絵のクロスアート

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詩説「最高なラヴ・ソング」

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最高なラヴ・ソング」詩説

この詩を書く頃
君はもう この街には居まい

君が去った あのアパートに
僕も もう 心苦しくて

君と愛した
あの並木道も

二人 飛ばした 軽自動車も

置き去りに 嘆く愛が響く

君とくるんだ 毛布に
君とみた テレビショーも

僕らの 思い出箱に

僕らが すれ違いだした
去年の夏頃から

今年こうして 歩む ひとり
秋風の 街に

君がいない 隣が
風を より 冷たくする

教会 鐘を鳴らした
ふたりだけ の 誓い

僕ら 永遠 に捧げ

たどり着く愛の巣に
もう 僕ら居ない

僕らそれぞれの 道に
これで よかったのさ

僕は今 君と会う前に
時を戻そうと

写真を燃やして 鍵を家主に返し
ひとり
飛行機に乗ってる

もうこの街には 戻っては来まいと

あの日
二人で聴いた 最高なラヴ・ソングを

口ずさみながら
眠りについていることも 忘れ

僕は 君と出会う前には
もう
戻れないことに気付くように

涙が 睡眠中にも 流れることを知ったのは

飛行機の 着陸後のことだった・・・。