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ポケットの中はいつも

街を歩いてみた

ポケットに手をしのばせて

かなしい 気持ちが ポケットに しまいこんで 消えるならいいのに

恋だって するさ

別れた 彼女が 名残おしくて ポケットに仕舞い込んだ 小銭で 缶コーヒーを 買った

あったかくて 彼女の 手の温もりのようで また

悲しみが ポケットに 消えてくれればと 甘ったるいことを考えながら

ブラックコーヒーを 流し込む 夕暮れ時に

ぼくは 半分大人になりつつある 自分の 人生が

どこに向かうのか 皆目 見当も付かなかった。

あの日々を思い出すように ボクは ひとり街を 歩いている

街頭 お店に流れる 流行りの歌に 馴染めずに ボクは

心に浮かべるように「ありがとう さようなら」を 口ずさんでいた

いつだってそうさ 男は こうするのさ きっとね

ポケットの中はいつも・・・。