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少年同志

俺たち 友達だよな? 俺たち いつも ふたり

忘れても忘れぬ 少年時代に 一生の友

お前の名前を 水平線に向かい 叫んだ「ミー子ぉぅ~ッ!!」

返事は もちろん ない・・・ だが俺は確かに聴こえた お前の 鳴き声を

いつまでも友達だってな

そう言うと ミー子 と歩いた 散歩道に 懐かしさが 溢れていた

犬の寿命は 人間より 限りなく 短い・・・んだ。

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俺はぬぐう ハンカチもなく 涙があふれる 景色が滲み 夕焼けが揺れていた

そして 俺は 明日 一人暮らしに戻る

ミー子 ありがとうな 俺は強くなる お前の分も 強くなるから

見守っていてくれるよな?

「ハハハッ!! 」道ゆく 通行人 が変な目で 俺を見たが 気にならねぇゼょ。

そう 俺たちは いつも友達 そうさ

そうだ

俺たち あの日の

少年同志。



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