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『ピアノ・ラビリンス-天才たちのバラード-』

まえがき ^^^^^^^^^^^^^^

天才ゆえの道 苦悩

私には わからないが あるのだろう

君は 誰しも 人生に変わりなく

一点ものの人生録 紡ぐように歌うだろう

^^^^^^^ 天才たちのバラードを!


『ピアノ・ラビリンス-天才たちのバラード-』

彼は今日も 歌う ピアノと共に 世界をめぐる ツアーのまっただなか

彼は悩んでいた あまりの天才振りに ピアノの音階が  頭と心で 迷宮のように 巡り続けている

彼は悩み 苦悩し その答えを出すべき ピアノ・ラビリンスから

もう少しで 答えを 導き出せるような気がしていた

時に激しく そして 優しい 迷宮の出口に・・・会場が沸いていた。

彼の並外れた その 演奏力に 聴く者の琴線を 洗い流すような 鬼気迫る 演奏・・・

・・・少し怖い・・・そんな声さえ聞こえだしていた

彼は 笑っていた とうとう迷宮から 抜け出せたのだね

聴く者には まったくわからなかったが 彼は演奏の中 幼い頃の 母の記憶の中にいる

そして 我が演奏こそ あの日の母に会う 唯一の方法

天才と呼ばれ続け 二人三脚の あの日々 気がつけば ピアノに迷い

頼りの母は もう居ないね

「かぁさん、わかったよ」愛の意味が・・・」そうつぶやくと

彼は大粒の涙と ピアノを 歌うように

母と子のピアノラビリンス

天才たちのバラード が 鳴くょぉに 響いていた!!


あとがき ^^^^^^^^^^^^^^

天才たちのバラードを 聴きたくて

周波数を合わせるラジオから

あの日の鉱石ラジオが

歌うように ノイズ混じりに

^^^^^^^ 響き続けていたッ!

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