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『雪と ユキト。』母の遺言。

まえがき ^^^^^^^^^^^^^

母にまつわる お話は

いまも昔も 沢山 残されて

僕も 拙いながら 描いてみたょ

年老いた母に 重ねながらね。

^^^^^^^^^^ 雪の話し!。始まるょ


『雪と ユキト。』

少年は その馬にだけ 心を開くね 

早く 亡くした 母上の 愛した馬にだけ・・・

裕福な家庭に 育つ彼は 何不自由なく 暮らしていた 1番大切な 母を 失うこと 除いて

少年は 大好きな母が 愛した馬を お世話する日々 乗馬を 教わることもなく 覚えた

母が名付けた 馬の名を呼ぶのが 何よりも 嬉しかったょね

「雪、さぁお食べ。」

馬の 雪は 何も知らずに 野菜を頬張っていた。 「雪・・・母さん・・。僕はどうすれば・・・」

召使いの 片瀬さんが 僕に 手紙を渡した

「ユキト お坊っちゃま お母様より

12才のバースデーに渡してほしいと 預かっておりました。」・・・・・。 ユキトは ものすごい形相で 手紙を かき開けた

「ユキト・・・ この手紙読んでいる時 私は もういないわね」

雪は あなたが生まれた日に 一緒に生まれて 来たのよ とても雪の綺麗な その日に

あなたに つけた名前は 雪と仲良くなれるように ユキト(雪と) って名付けたのょ」

あなたの 人生が 雪と一緒に 歩んで いることを願って・・・」ここで 手紙は終わっている。

召使いの片瀬は言った。「ちょうど臨終なされた時でした 最後の力振り絞って書かれていました。」

空には、外は 雪が降っていた。

「母さん ありがとう 僕は 強く生きるよ 母さんの遺してくれた。」

雪とユキト。


あとがき ^^^^^^^^^^^^^

少年は 手紙ひとつで

生きる力を得る

名前には 皆 

親がくれた形見のように 響く歌。

^^^^^^^^^ 君の名は・・・?

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